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お墓のデザインについて
こんにちは、鳥取店中瀬です。
今日は お墓のデザインについてお話したいと思います。
まず ご来店されたお客様が展示品をみてご質問されることがあります。

最近は 宗旨宗派問わず様々なデザインを選ばれる方が増えております。
皆さんまずは どんなデザインがあるのか、何を選んでよいのか迷われるようです。
お墓のデザインは大きく分けて
和墓(わばか)と洋墓(ようばか)があります。
和墓のデザインについて
和墓のデザインは地域型が基本になっています。
昔は日本各地の石材店の近隣で産出される石をメインにして墓石を作っていたため、その名残が今も残っているのが和墓です。


洋墓のデザインについて
洋墓のデザインは自由な発想でデザインされています。
近年 洋墓の需要が特に高くなっています。低床タイプは揺れに強く地震対策としても好まれています。


お墓のデザインの変化について
鳥取も平成28年(2016年)10月21日に鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生しました。
最大震度は倉吉市などで6弱を観測、県中部を中心に大きな被害が広がりました。
その当時 中瀬は倉吉店におりましたので、当時の混乱やお墓の修理の問い合わせなど電話がひっきりなしに鳴りしばらくお墓工事などでとても慌ただしい毎日だったのを覚えています。
倉吉店の事務所や展示場も大きな被害があり、初めての大きな地震に遭遇したのと事務所に一人きりでしたので、とても恐ろしくしばらく震えが止まりませんでした。
当時は お墓のデザインは和墓を選ばれる方が多く、展示場にも多くの和墓を展示しておりました。地震の揺れで外展示の和墓はほぼ全て倒壊し、灯籠や霊標も次々ドミノ倒しになり部材がバラバラになってしまいました。
そんな中でも 不思議と洋墓だけは 竿など多少のズレはありましたが、落ちたり倒壊することなく展示品ほぼ無事だったのをおぼえています。
そこから約6割が和墓のご用命だったのが 地震以降は約8割の方が洋墓を選ばれるようになりました。
やはり 当時の経験から鳥取県もお墓のデザインはご自分の背を越さない程度の低い洋墓をお求めになる方が増えたように思います。
ずっと受け継ぐ大切なもの
お墓は ずっと子々孫々代々に渡り受け継ぐものなので、お客様やご家族の納得する形でお墓を選ばれるのが良いと思います。
そこに 思いや希望、ご家族へ伝えたいこと引き継ぎたい事いろんな思いがたくさん詰まったのがお墓だと思います。
メモリーランド西日本でお墓を建立されたお客様が皆さんおっしゃるのは
「お墓参りに行くと なんだか気持ちがサッパリするのよ」 って皆さんおっしゃいます。
お墓に手を合わせ拝む時、最近あった出来事やら、お仕事や家庭での報告、〇〇ちゃんがこうだったわよ とか、いろんなお話をされるそうです。
たまには 誰にも言えないようなちょっとした愚痴でもいいと思います。
お墓って いいものなんです。
形あるものをずっと受け継ぐ、ご親戚やご家族が一緒に行ける場所って案外なかなかないものなんです。
是非 皆さんの思いを形に出来るお墓づくりについて お考えいただければと思います。
