2017.06.21

「ご供養をしたい」「お墓を建てたい」そのお気持ちにメモリーランドがお応えします。

地域性を踏まえたお墓建立の流れや、平成28年の鳥取県中部地震での墓石被災と修復について、一番お客様に近い接客の現場で活躍されるメモリーランド米子店の紺本店長代理にインタビューしました。

全国に広がるネットワークやグループ店からの情報を活かして、最先端のデザインや工法をご提案するメモリーランド西日本。地域ごとの伝統的なご供養形態にも対応し、それぞれのお客様にとっての最善をお届けすることを使命としています。

米子店を含む山陰エリアはお墓や供養形態の地域特性が強いと伺いましたが、そのあたりを踏まえて接客時に配慮されていることをお聞かせください。

まず最初にご来店いただいた時には、「どんな状況でお墓を必要とされているか」をお伺いすることから始まります。亡くなられたご家族の納骨のためにお墓をお求めになられる場合と、ご自身の終活のために寿陵墓をお求めになられる場合では、建立までの時間的なゆとりが変わります。山陰は地域によってお墓の形状だけでなく納骨の時期も異なります。鳥取県は一周忌までの納骨が多いのですが、同じ県内でも米子市では四十九日法要までに納骨する方が望ましいとされています。もともと本家の代々墓があれば問題ないのですが、分家の初代家系の場合はお骨を埋葬するお墓が必要になります。ですが、大切な家族がお亡くなりになった悲しみが癒える間も無くお葬式があり、初七日が済んだ頃にやっとご供養について考える時間ができ、「お墓はどうしようか」という話が出ることが多いのです。

米子地域では四十九日法要で納骨ということは、店舗に来られる頃は法要まで残り一ヶ月強ですよね。建立は間に合うのでしょうか?

墓地がある前提にはなるのですが、メモリーランド店舗にはすぐに対応できる墓石のご用意がありますが、海外に自社工場があるため最短で3週間の短納期で仕上げることも可能です。工場から到着後スムーズに対応できるように施工班も準備しておきますので、何とか四十九日法要に間に合わせることができます。ご来店時には、お墓ディレクターの資格を持つ専門スタッフが詳しくご説明し、ご要望に合うものをご提案いたします。お墓は長く使用する大切なものです。急いでいるからといって曖昧なまま決めてしまうと、「もっとこうすれば良かったな」と後悔のお気持ちが湧いてしまいます。ご先祖様の墓前でそういうお気持ちになるのはとても残念なので、最大限ご希望を形にするために尽力しております。

限られた時間の中で最善の提案をしてもらえるのは嬉しいですね。お墓の形状も様々ですし、専門スタッフのアドバイスも心強いです。

みなさま同じ広さの墓地ではないですし、ご予算やご家族構成なども考慮しながら全体のバランスでの最善をご提案しております。足腰が弱い方や車椅子の方でもお参りしたいというご要望にはバリアフリー設計という対応も可能です。「納骨するにはどこを開けばいいのかわからない」というご相談には、メモリーランドで建立した墓石でなくても、無料点検という形で納骨をサポートするサービスもおこなっております。最近はオリジナル墓石のメモアールのような背が低めの洋墓や女性の方でも納骨しやすい扉式のデザインもあり、お墓の機能面やデザインの幅も広がりつつあります。お墓は建てて終わりではありません。その後もご安心していただけるよう、きめ細やかなサポート体制を万全にしております。

鳥取では平成12年、28年と大きな地震がありましたが、やはり震災以降、お墓の地震対策意識も向上しているのですか?

参照:毎日新聞 http://mainichi.jp/graphs

先祖墓は背が高いものが多く、倒壊した墓石が隣の墓石を倒し、そしてまた隣の墓石を倒すという、ドミノ倒しのような崩れ方をした墓地もあったと聞きました。特に平成28年の鳥取県中部地震震災後は「どれくらいの震度までは耐えられるの」などの問合わせや、免震施工のご依頼も増えました。地震対策として修復ではなく背の低い墓石に建て替えるというお客様もいらっしゃいますね。そう意味では確実にお墓の地震対策の意識は高まっていると感じています。未だ被災したままの未修復状態のお墓がありますが、安全に効率良く、少しでも早く修復にかかれるように企業努力を続けています。「お盆やお彼岸までに直したい」というご家族のお気持ちに共感いたしますが、個人での修復は大変危険ですのでおやめください。すぐに復旧できない、まだ修復中であれば、お仏壇に手を合わせて心を寄せることもご先祖様が喜ばれるご供養になりますよ。

では最後に、紺本さんが考える「ご先祖様を大切にする素晴らしさ」についてお聞かせください。

お墓の大小ではなく、お気持ちの深さは同じです。ご先祖様を敬い、ご供養を通して命のルーツに感謝する。お客様とのやりとりの中で、そんな素敵なお気持ちに触れる機会が多くあります。お墓の継承問題や供養形態の変化を実感する場面もあり、私も60歳くらいになったら次の世代の事も考えながら息子とお墓の話をしてみようかなと思っています。「ご先祖様」と聞くとピンとこないかもしれませんが、「亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんとの思い出話」をすることで、ご先祖様やお墓が身近に感じられるようになるのではないでしょうか。 墓地を探す、お墓を建てる、墓石を修復する、墓じまいを検討する。お墓にまつわるどんなお悩みにも最善の解決策をご提案いたしますので、米子店を始め、各メモリーランドにお気軽にご相談ください。

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